あなたの大切なUGGやemuのブーツ、きちんと洗っていますか？
ブーツを洗うという人はなかなかいないのではないでしょうか？
洗いたいと思っていても、高級ブーツはどう取り扱っていいのかわからず洗えないまま履き続けているという人もいるかと思います。
ブーツももちろん汚れます。目に見える汚れだけでなく、雨に濡れたり、私達が履いてる間は常に汗を吸い取っているのです。
洗わずそのままにしていると嫌な臭いが染みついてしまうのはもちろん、カビが発生したり、履きじわができたりとブーツの状態が少しずつ悪化していってしまいます。
お気に入りのブーツを少しでも長く履き続けるためにはきちんと洗いましょう。
今回の記事では、大人気のムートンブーツのクリーニングについて、料金やおススメのお店、サービス等の紹介をしていきたいと思います。
今年は履く時期が終わったら、収納する前にムートンブーツをクリーニングに出しちゃいましょう！
ムートンブーツはクリーニングは必要？
冬に大活躍するムートンブーツ。
もこもこの生地が外の寒い空気から足元を守ってくれますよね。
さて、そんなムートンブーツにクリーニングは必要なのでしょうか？
もちろんです！
ムートンブーツのデメリットは汚れやすいこと。
雨に濡れたり、雪の中を歩いたりするとシミがついてしまいますよね。
そしてそういうシミはなかなか取れずにそのまま残ってしまいます。
更には中のもこもこ生地は、暖かいけれど実は埃がたまりやすいんです。
雨に濡れたりなどしたら、それこそカビが発生しやすくなってしまいます。
お気に入りのムートンブーツをできるだけ長く履くためには、冬が終わり保管する前にきちんとクリーニングに出しましょう。
クリーニングに出せばシミも落ち、カビも取れてきれいな状態でまた次の冬を迎えることができますよ。
UGGなどのムートンブーツは自宅で洗えないの？
ムートンブーツの人気ブランドであるUGG。
高級なブーツを買ったらできるだけ購入時のきれいな状態を維持したまま履き続けたいと誰もが思いますよね。
ただ、汚れはどうしても避けられないもの。
そんなUGGなどのムートンブーツは自宅で自分で洗えないのでしょうか？
ここでは、ムートンブーツを自宅で洗うメリットとデメリットを見ていきたいと思います。
メリット
まず一番のメリットは費用を安く抑えられること。
クリーニングに出せばそれなりの料金がかかってしまいますが、洗うのに必要な道具等を自分で揃えれば安く抑えられるでしょう。
そして自分が洗いたいタイミングで洗えるというのもメリットです。
クリーニングに出すとなると履く時期が終わり保管するタイミングになるかと思いますが、自宅で洗うのであれば自分の都合の良い時を選んで洗うことができます。
デメリット
自宅でムートンブーツを洗う一番のデメリットは、失敗する可能性が高いという点です。
自分で洗ってお気に入りのブーツがカピカピになってしまった、完全に色が変わってしまった、もう履けない状態になってしまったという方が中には大勢います。
フェイクムートンブーツに関しては自宅で洗ってもほぼ問題ないようです。
ただ、羊の毛で作られた本物のムートンブーツを洗う場合はきちんと洗い方、素材の扱い方を把握していないと残念な結果になってしまうことがあります。
UGGやemuのムートンブーツをクリーニングに出す頻度とお店の選び方
それでは、UGGやemuのような高級なムートンブーツはいったいどれくらいの頻度でクリーニングに出したらよいのでしょうか。
ムートンブーツは革製品です。革製品は洗濯し過ぎると逆に劣化を招いてしまいます。
どうしても気になる汚れがある場合はすぐにでもクリーニングに出した方がよいですが、そうでなければ3ヶ月～半年に一度の頻度でクリーニングに出せば十分でしょう。
汚いまま保管しておくとカビが発生する原因ともなってしまうので、もう履く時期が終わり収納するタイミングで毎回クリーニングに出すようにした方がよいでしょう。
そしてクリーニングに出すお店を選ぶ際には、シミ抜きをしてくれるのか、それとも別途料金がかかるのかを予め確認しておきましょう。
あくまで丸洗いのみというお店もあるので、確認せずに出すとシミがついたまま戻ってきてしまうことになりかねます。
二度手間になってしまわぬよう予め確認するようにしましょう。
また、ムートンブーツは乾燥させるのにとても時間がかかるので、クリーニングに出してから最低でも2週間～1ヶ月くらいはかかると思っていた方がよいでしょう。
履く時期が終わってからクリーニングに出すのであれば特に問題ないかもしれませんが、履き始める前に一度クリーニングに出したいという場合は時間に余裕を持って出すようにするとよいでしょう。
ムートンブーツのクリーニングで失敗しないポイント
ムートンブーツのクリーニングで失敗しないためには、まず、そのお店はこれまでに実績があるのかどうかを確認しておきましょう。
靴のクリーニングも取り扱っているとは言っても、本物のムートンブーツを取り扱ったことがないところだとちょっと不安になりますよね。
そして検品をきちんと行ってくれるかも重要です。
持ち込みができる店舗であればその場で一緒に細かい箇所まで確認できるとよいでしょう。
宅配クリーニングの場合は検品のやり方も事前に確認しておきましょう。
更には洗い方もきちんと確認しておくのがポイントです。
ただでさえ失敗しやすいムートンブーツ。きちんとプロが手洗いで洗ってくれるところを選んだ方が確実でしょう。
仕上げてまで手作業でやってくれるところだと更に良いでしょう。
大手クリーニング店のクリーニング料金
ではここからは、大手クリーニング店ではムートンブーツを取り扱っているのか、取り扱っている場合料金はどのくらいなのかを見ていきたいと思います。
今回調べたのは浜松白洋舎とホワイト急便の2店舗です。
浜松白洋舎
日本のクリーニング業界最大手の老舗クリーニング会社である浜松白洋舎。
クリーニング店に関して全く知識がない人でも、どこかで名前を聞いたことがある、見かけ
たことがあるという人が多いことでしょう。
現在では、北は北海道から南は福岡まで日本全国に店舗を持ち、衣類のクリーニングだけにとどまらず、布団やじゅうたん、そしてハウスクリーニングという名称でエアコンやソファのクリーニングまで行っています。
そんな浜松白洋舎では、靴のクリーニングも行っています。
ハイヒール、パンプス、革靴、スニーカー、ブーツ、サンダルを取り扱っているとのこと。
ムートンブーツという明確な記載はないですが、ブーツと革靴を取り扱っているのであれば対応してくれる可能性が高いですね。
また、ブーツクリーニングの基本料金は掲載されていないので各店舗に問い合わせる必要があります。
ホワイト急便
日本全国に7,000店舗を展開するホワイト急便。
ピンクのハートのマークがとても印象的ですよね。
衣類のみに限らず、布団やじゅうたん、そしてぬいぐるみやチャイルドシートなどのクリーニングまで手がけています。
そんなホワイト急便では靴のクリーニングも行っているとのこと。
革靴も取り扱っているとのことですが、素材や形状により対応できない場合もあるとのことなので必ず事前に確認するようにしましょう。
また、ホワイト急便では、「生活価格」を目指すことにより日本全国各エリアによって多少異なる料金設定を設けています。
靴やブーツの基本料金は公表されていないため、各店舗に問い合わせる必要があります。
安心してムートンブーツを出せるおすすめクリーニング店
手入れが難しいとわかっているからこそ、クリーニングに出す際も失敗しないお店を慎重に選びたいですよね。
ここでは、安心してムートンブーツを出せるおすすめのクリーニング店を紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、くつリネット、美靴パック、靴専科、キレイナの4店舗です。
くつリネット
リネットは衣類のクリーニングはもちろん、布団類に特化した「ふとんリネット」や靴専門の「くつリネット」のサービスも行っている宅配クリーニング業者です。
くつリネットでは、年間実績35,000足以上で、UGGやemuのムートンブーツはもちろん、それ以外にも数多くのブランドシューズをこれまで取り扱ってきた実績があります。
補色は全て職人の手作業で行い、表面が起毛素材の靴はブラッシングも手作業で行っているとのこと。そうすることでよりきれいな仕上がりになります。
また、水で洗うと傷んでしまう革靴に対しては特に注意しており、革の栄養素を複合した弱酸性の革専用洗剤を使用して1足1足手洗いをしているそうです。
手洗いに手作業で仕上げもしてくれるのであれば、ムートンブーツも安心して預けることができますね。
更にくつリネットでは、2足パック、3足パック、4足パックとパック料金が設けられており、まとめて出せば出すほど1足あたりの料金が安くなります。
汚れが気になっている靴などが他にもあれば、ムートンブーツを出す際にあわせて出すと料金もお得になりますね。
靴専科
名前の通り靴専科では、靴やカバンの修理やクリーニングを行っています。
北海道から沖縄まで、日本全国に100店舗以上展開しており、受付の際にはきちんと座ってお客さんと一緒に靴をチェックしながら丁寧なカウンセリングを行うとのこと。これだと一緒に靴の状態を確認できるので安心ですね。
更に靴専科では、仕上げにオゾン水を使用し、汚れやほこり、染みついた嫌な臭いを取り除いてくれるそうです。
また、ブーツのクリーニングにはスタンダードコースとデリケートコースとがあり、シミになりやすい革を使用した靴はデリケートコースで手洗いしてくれるとのこと。ムートンブーツは間違いなくこちらですね。
しかもこのデリケートコースでは、防カビ効果の高い無効触媒コーティングが含まれているためカビの発生を最大限防いでくれるそうですよ。
料金は多少高くなりますが、更にスペシャルコースを選べばブーツ全体の色の補修も行ってくれるとのこと。
実際に店舗に行って店員さんと直接相談ができるのは靴専科のメリットですね。
キレイナ
キレイナは高級ブランドや特殊なデザインのものの対応を得意としている宅配クリーニング。
もともとウェディングドレスや装飾の多い舞台衣装、婚礼着物などのメンテナンスを行ってきたキレイナでは、絶対に失敗されたくない高級ブランドの衣類をこれまでも沢山取り扱ってきたとのこと。
取り扱いが難しいムートンブーツを出すにはまさに最適ですね。
シミの目立つムートンブーツには独自の洗剤とトリートメントで丸洗いして水染みや汚れを徹底的に落とすとのこと。
更に長年履きこんで型崩れしているものはシルエット整形で形を整え、履きジワを伸ばして元の形を蘇らせるそうです。
このような工程には1ヶ月以上かかるそうですが、お気に入りのブーツが見違えって戻ってくるのであれば待つ価値がありますね。
オプションでカビ除去や色修正などを付け加えることも可能ですよ。
ムートンブーツの料金比較とサービス比較表
この記事のまとめ
もこもこで大人気のムートンブーツ。
汚れてしまったり雨染みがついてしまったりしたら迷わずクリーニングに出しましょう。
もちろん目立つ汚れがなくても、冬が終わって保管する前に年に一度は出すよう心がけてください。
クリーニングで失敗しないポイントをきちんと把握してお店選びをすれば、お気に入りのムートンブーツをより長く履き続けることができるようになります。
ブーツの状態に合わせてオプションで補色や撥水加工などを選ぶと、購入時のブーツにより近い状態に復元できるかもしれませんよ。
次の冬にまたムートンブーツを履くのが楽しみになるよう毎年キレイにしてあげましょう！